けふっとしてそこはかとなく笑えてこわくてだだっぴろい世界へ。ただいま超不定期更新中(なかにしけふこ)
by hortus71
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ネーモー・コンチェルタートの谷川俊太郎特集

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ネーモー・コンチェルタートの谷川俊太郎特集に行ってきました。
決して人畜無害ではない谷川俊太郎がみごとに音楽になっていて抱腹絶倒でした。
谷川俊太郎のしもねた詩と地球人に恋してlost in translationになった宇宙人風の相聞歌の世界が、良い意味での男子校のりに乗せて語られます。
辻康介さんの闊達な歌、根本卓也さんの遍歴の錬金術師(?)風味のチェンバロ、鈴木広志さんの好青年的サクソフォン、みなさんキャラクターが立ってます。今回は出演者全員が作曲も担当。谷川俊太郎に抱腹絶倒のしもねた詩があることは少し作品を読み込んだ人には知られるところですが、あえてそこにつっこんでおもわず笑わずにはいられない舞台を作り上げるネーモー・コンチェルタートの皆さんには感服です。みなさん詩をよく読み込んでいらっしゃる。いくらでも下品にできる話題なのに、ぎりぎりのところで下品に落とさないバランス感覚もお見事。
辻さんの作品はルネサンス・バロックのイタリア音楽にもそんなコミックソングがあったのでは、と感じさせる語法、古楽好きの笑いのツボを遺憾なくくすぐります。《うんこ》には谷川俊太郎のラブレー的側面が過不足なく音楽として表現されていました。日本発のネオ古楽として売り出せるのでは。
根本さんのシアターピース風の作品には、さすが新国立劇場の副指揮者としての経験が生きています。平均律第一巻第一番のプレリュードにエロチック近代音楽風のパートを絡めた《ポルノバッハ》も抱腹絶倒、谷川俊太郎の詩のうすなさけのにじむ含羞を男声二重唱で拾い上げる《これが私の優しさです》も良い味出してました。これは男声二重唱だからこそ出せる味わいです。《なんでもおまんこ》が最強でした。これは辻さんの役者ぶりがあるからこそ映える。「これじゃまるで死んでるみたいだなあ/笑っちゃうよ/おれ 死にてえのかなあ」の落ちに向かってまっしぐら。ぜひ多くの方に聴いていただきたい。再演を期待します。《あなたはここに》は谷川俊太郎の王道ロマンチック、これからいろいろな人に演奏される曲になるのではないかと思います。
鈴木さんによるポップなたにしゅんコミックソングがまた愉快でした。ステージングも演劇的で、そのまま超短編映画の劇伴になりそうです。サクソフォンの多様な声も生きている。吹奏楽少年少女にぜひこの楽しみを知ってほしいですね。《花屋さん》の可笑しさはもう聴いていただくしかない。再演を期待します。
谷川俊太郎の詩はやはり耳で聞いて意味がわかるし、ユーモアと抒情があって音楽にのりやすい。なるほど三好達治の後継者の面目ここにあり。改めて読んでみたくなりました。ネーモー・コンチェルタートの谷川俊太郎特集はこれからも展開されるようです。現代詩の世界の人にも、谷川俊太郎ファンのみなさんにも、俊太郎さん本人にもぜひ聴いていただきたい。
「おなら」と「詩人の墓」をリクエストしてきました。続編を期待します。
# by hortus71 | 2014-11-07 12:10

《大いなる沈黙へ》をみました

みなさまこちらではごぶさたしております。なかにしけふこです。
夏休みに入ったので《大いなる沈黙へ》(フィリップ・グレーニング監督、仏・瑞・独、2005年)を見てきました。
http://www.ooinaru-chinmoku.jp/


カルトゥジオ会の男子修道院、グランド・シャルトルーズに取材した映像詩です。
カルトゥジオ会(ヴァティカン放送局表記ではカルトジオ会)は沈黙の行で知られる観想修道会で、修道士の沈黙と隠修の生活を守るため、下界との接触を厳しく制限しています。グランド・シャルトルーズ修道院も例外ではありません。
カルトゥジオ会のウェブサイト http://www.chartreux.org には霊性、会則と召命・志願・養成の規定(修道士になるまでの道のりの詳細)、修道院の建物の構造や修道士の生活日課が紹介されています。
修道院でのリトリートは召命検討中の45歳以下の男性限定。修道士の家族は修道院を訪問できますが、修道士本人には年間2日だけ面会可能。修道院内の典礼には原則として部外者は参列できないとのことです。観光目的の訪問も許可されていないそうです。

今回の映画の撮影は、ケルンのブルーノによるカルトゥジオ会創立900年にあたる1984年にフィリップ・グレーニング監督がグランド・シャルトルーズに打診してから16年後、はじめて許可が下りて実現したとのことです。修道院と修道会側の慎重な判断ぶりが偲ばれます。グレーニング監督は修道院に6ヶ月滞在して修道士たちとともに勤行と労働の生活に携わり(召命志願者のリトリートと同様かと拝察いたします)、総撮影時間120時間にわたるフィルムに修道院の生活を記録したとのこと。このフィルムから冬にはじまる「1年間」の模様を見せる構造です。もちろん生活は「中世そのまま」ではありません。生活用品にもぜひご注目ください。

カルトゥジオ会は沈黙の行で知られる修道会で、日曜日の午後にのみ会話が娯楽として許可されているとのことでした。作中でも典礼の場面、食堂での日曜日の昼食での朗読と外出場面、幕切れ近くの盲目の修道士の語り以外にはほとんど発話らしい発話がありません。その分、ひとつひとつの言葉がとても重い。

撮影場所の制約も大きかったかと推察されます。禁域へ連なるらしき廊下、畑、台所、礼拝堂、作業所などの場所から定点観測的に修道士の生活が切り取られます。修道院の一日や1年間をドキュメンタリータッチで克明に再現する映像を期待してがっかりされるかたもあるかもしれません。映像詩だと思ってご覧になるとよいかと思います。

季節ごとのエピソードが5分から10分単位の場面に切り取られ、積み重ねられます。粒子の粗めな画像にさしこむ自然光のかげはまるで動くフェルメールの絵のようです。場面と場面のあいだに有機的な物語的な連関を見いだすにはかなりの眼力を必要とします。意味の連関を剥奪された場面のつらなりに、修道院に住み込んで沈黙の生活を修道士たちとともにした監督自身の心象風景のようなものがみてとれるようです。

典礼の場面の配置も単線的な構造をもっているわけではないようです。典礼で歌われている歌と画面に表示される楽譜は必ずしも一致していないともききました。グレゴリオ聖歌と修道院の典礼にくわしい教会音楽家の意見をぜひ伺いたいところです。
深夜の朝課と賛課はカルトゥジオ会の修道院にとって重要な意義をもつ典礼とのことで、作中でもこの深夜の典礼の場面が何度か挿入されます。この深夜の典礼で大バシレイオスの三位一体と聖霊についての論考を黒人の聡明そうな修道士が朗唱する場面が美しい。
そして幕切れ30分ほど前くらいに聖木曜日の十字架行列が登場して驚きます。

修道士の顔の正面からのアップの連続も。もろもろのものがそぎおとされたかのような彼らの表情はどこか硬めにもみえます。修道士たちとグレーニング監督とが互いに信頼関係を築き上げるまでの苦労と時間とが偲ばれます。

開始1時間あたりで下山者の書き置きが複数クローズアップされます。「神父さま。ここは私の居る場所ではありませんでした。」召命志願者か修練者かはわかりません。

日曜午後の遠足は2ヶ月に1回行われるとのことで、作中では春の野遊びの場面と冬の雪遊びの場面が紹介されます。この場面の解放感が格別です。春の野遊びで修道士たちが語る「象徴がわすれられている、象徴がわるいのではなく私たちに問題があるのだ、象徴に意味を見いださなければならない」。この言葉に助けられて後半を注意深く見ることができます。遠景から斜面をすべる修道士たちを撮った雪遊びの場面もたのしそうです。ああ、修道士はいかに厳しい戒律のある修道会であっても、心身共に健康でなければつとまらない、とはこのことか、と感じさせられます。

聖木曜日の十字架行列-雪遊び-盲目の修道士へのインタビュー-深夜の典礼をつなぐラスト30分が圧巻です。アンドレイ・タルコフスキー《アンドレイ・ルブリョーフ》のラスト10分に匹敵します。盲目の修道士のことばによってこれまでのそれぞれの場面の発していたメッセージがつながります。
「ほんらいはすべては喜びである」「よりよい魂になるために沈黙の生を選んだ」「現代社会には神の意識が失われている。ひとは何のために生きるのだろう、神を知らなければ生きる意味も見失ってしまうのではないか」。

場面転換のさいに黒地に白い文字で綴られる字幕が挿入されることがあります。ここの文言にも、監督自身の隠修生活への憧れがほのみえるようで、隠修の生への戸惑いと憧れ、修道士たちとの信頼関係を築くまでの無言の対話をともに沈黙のうちに味わうことができます。「神は私を誘惑し、私は誘惑された」は「神は私をいざない、私はいざなわれた」くらいが柔らかくていいんじゃないでしょうか。

たいくつはしませんでしたし、映像も美しく、なによりエモーショナルなBGMがいっさい使われないのがよい。もっとも、場面の相互の連関と映画全体の構造がなかなかつかめないのが最初ややつらかったです。
この映画のDVDを買って何度も見ている知人がいるのですが、どうやら私はその境地にはまだ達していないようです。
ともかくもグランド・シャルトルーズに入って撮影したというだけでも記念碑的な作品であると思います。

岩波ホールの上映作品予告編に出ていた《ローマの学校で》は見てもいいかなあと思いました。《川の流れはバイオリンの音》《四季・ユートピアノ》の佐々木昭一郎さんの新作もかかるようです。

なお、みんなだいすきシャルトルーズ酒の酒蔵はヴォワロンにあります。この映画には出て来ません。こちらは見学できます。http://www.chartreuse.fr/
# by hortus71 | 2014-08-12 22:48 | 映像

蟠桃祭御礼

蟠桃祭にご参集くださった皆様、応援くださった皆様、ありがとうございました。

演奏部隊の諸君の充実した表情。
ベルカントの輝かしい歌の喜びを間近に聴く楽しみ。
ピアノ伴奏も歌う喜びを支えて余すところがない。
冊子説明即興トークの当意即妙
詩と音楽とが絶妙に響き合った即興演奏に委嘱初演
酔い心地爽やかなオーガニックワインにチーズに打ち上げのごはん。

客席の雰囲気もあたたかくて素晴らしかった。

こんなに幸福感と爽快感のある本番はなかなか私も経験したことがありません。

やはり出演者自身がたのしいと思うことを貫くことがまずはだいじだという確信を深めました。
おかげさまで収支も持ち出しなしで終えることができました。
次回につなげられる手応えを得ました。
企画者出演者執筆者冥利です。

なんと、4月12日が誕生日の出演者が2名。
牡羊座パワーをたっぷりいただきました。
雪は降るべくして降ったのでしょう。

私の詩の朗読に久保田翠さんがつけてくださった即興と、新作初演が実に過不足なくあますところなく透明感あって素敵でした。 思い出すだけでもほっぺたがゆるんでしまいます。
これは手応えを得た、ぜひ新たな企画をしようねとがしっと握手。
これは何かができるかもです。
先日書肆山田に挨拶したばかりでしたし、ぜひ次の詩集につなげたいと思います。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

次回たぶんあると思います。おたのしみに!
# by hortus71 | 2014-04-13 11:56 | お知らせ

『現代思想2014年5月増刊号 総特集・折口信夫』に「幻影の人の叢林をゆく 西脇順三郎から見た折口信夫」を書きました。

現代思想2014年5月増刊号 総特集折口信夫」に「幻影の人の叢林をゆく 西脇順三郎の見た折口信夫」を書きました。60枚余りの学術論文スタイルの論考です。対談と著作における折口への明示的な言及を可能な限り拾い、「西洋古代中世文学の長期的持続の心性史の試み」としての『古代文学序説』に言及する、という西脇から見た折口論としては新たな視点を打ち出した論考です。

「総特集・折口信夫」、よい冊子です。安藤礼二さんの巧みなキュレーションが光ります。豪華執筆陣がさまざまな角度から巨星の輝きを照らし出します。長く読まれる冊子になると思います。手になじむ装幀も美しい。みなさまぜひお手にとってごらんください。
東大宗教学関係からは、巻頭エッセイに中沢新一さん、対談に島薗進先生、論考に津城寛文先生と江川純一氏が登場。大活躍です。
そして、私の高校同窓の大先輩である小松和彦・赤坂憲雄両先生と同じ誌面に登場するという念願がはじめて叶いました。




私の主専攻は帝政後期ローマ/初期ビザンティン宗教文化史ですが、この時代に折口信夫がまったく関係ないわけではないのです。折口信夫はユリアヌスの大ファンでした。ことしどこかでこの話をしたいのですが。
ポスト・ローマ期には西脇順三郎は関係大ありです。だってローマ帝政期から中世後期までのゲルマン文学の「永遠をめぐる長期的持続」の心性史ともいうべき『古代文学序説』があります。
『古代文学序説』には、英語が敵性言語だった時代の日本人による著作としてはやはり瞠目すべきスケールの大きさがあります。

『古代文学序説』は戦前戦中の西脇順三郎の文学論文学史論の集大成として読むべき作品で、いまではそのまま首肯しがたいところもいろいろあります。中世英文学研究者からのコメントとしては松田隆美先生のすぐれた論考「中世学者としての西脇順三郎」を勧めます。
私といたしましては、西脇順三郎が『ガリア戦記』からアウグスティヌス、ボエティウスに至るラテン文学をどのように読んだかを検討したいと思っています。幸い津田塾大学と小千谷市立図書館・西脇順三郎記念室に現存する西脇蔵書からかなりのレファレンスが可能だという手掛かりをえました。

『古代文学序説』は西脇の「古代・中世ゲルマン文学の心性史叙述」の試みです。ここで言及される古代末期の「永劫の人」のあらわれをめぐる(宗教関係の)代表的著作家はやはりアウグスティヌスとボエティウスです(カッシオドルスが出てきたかどうかは確認しておきましょう)。このような歴史観には、西脇が参照した思想史・文学史叙述の性質も何らかの影響を与えているでしょう(エティエンヌ・ジルソンの作品は相当読み込んでいたようです)。古代末期のガリアの文化を知る上では必須史料ともいえるアンミアーヌス・マルケリーヌス、ノラのパウリヌス、ボルドーのアウソニウスらの作品には言及がありません。これはなにを意味するのか。。

古代末期のガリア・ゲルマニアと文学をめぐる話題といえばむろん宮廷の文人たちとサロンをつくって喜んでいたユリアヌスも登場するはずですが、西脇順三郎はこの話題にまったく言及しておりません。ライト訳注によるユリアヌス著作集も一九二〇年代にはすでにロウブ叢書から出ていましたから、西脇がそれらを読めないことはなかったはずです。

一方で折口信夫はメレシコーフスキイ『神々の死』を通してユリアヌスの大ファンになりました。折口信夫をめぐる西脇の回想にはこの話題がまったく出てきません。若き日の西脇が傾倒したウォルター・ペイター『享楽主義者マリウス』はマルクス・アウレリウスの治世が舞台です。これはいったいどうしたことだ。。。。という感触を得たところです。

『古代文学序説』でも文学史叙述に「遠いものどうしの衝突と連結のおどろき」(これは『超現実主義詩論』以来の西脇の詩的信条でもある)を出したがったりと不思議なところもあるのですが、文学のなかにほのみえる永劫のけはいの心性史を書こうとしたスケールの大きさはやはり魅力的です。

折口信夫が折口語彙を使い、民俗学の手法を駆使して古代の日本文学の心性を描き出そうとしたように、西脇も主に当時の英仏の宗教人類学/民俗学の方法論によってだけでは語れない古代・中世文学のなかの永劫のあらわれを「永劫の人」という西脇語彙(!)を使って語ろうとしたのではないか。

そのあたりのことを今回「現代思想」の折口特集号に寄稿した論考でも書きました。そして西脇の古代と「永劫の人」の話題はこれからもうすこし丁寧に読み込んで議論を積み重ねてゆけば一冊の本になるだろうという手掛かりをえたところです。みなさまよろしくお願い申し上げます。

Kyoko Nakanishi,  April 2014

# by hortus71 | 2014-04-08 23:28 | けふ詩への道

歌とトークとワインの夕べ「蟠桃祭」リベンジ公演〔4月12日〕

2月の大雪で延期になりましたあの「蟠桃祭」が帰ってきました。
4月12日土曜日、リベンジ公演をいたします。
場所は門前仲町シンフォニーサロン・ホール、18時開演です。
みなさまどうぞお誘い合わせの上お運び下さい。

◇蟠桃祭(ばんとうさい) vol.1
◇2014年4月12日(土) 17:30開場 18:00開演
◇シンフォニーサロン ホール
(東京都江東区深川2-4-8 シンフォニービル)
東京メトロ東西線門前仲町駅6番出口より徒歩3分
http://www.symphonysalon.com/
http://www.symphonysalon.com/access.html
3500円(ドリンク付き)

◇出演
◆La Pêche Plate ラ ペッシュ プラット
新美賀子(ソプラノ)
小阪亜矢子(メゾソプラノ)
なかにしけふこ(テクスト・トーク・朗読)
中津海裕子(テクスト・トーク)

◆ゲストアーティスト
尾藤万希子(ピアノ)
久保田翠(作曲)

近藤春菜(デザイン)

おいしいもの、かぐわしいもの、そして旅をめぐる歌とトーク、食前酒つき。
大人の文化祭です。
春節明け、光の春のトウキョウのまっしろな空間。
ふらんすの夏の風物詩のひらたくみずみずしくこよなくあまい果実 ラ ペッシュ プラットこと、中国の伝説にも登場するあの不老の霊果、蟠桃のような夕べにようこそ。

◇演奏予定曲目(順不同)

久保田翠(詩・なかにしけふこ)
「霊果のうた(委嘱新作初演)」

J.Offenbach "Les Contes d'Hoffmann"より
La vérité dit-on, sortait d'un puits
Barcarolle
オッフェンバック【ホフマン物語】より
「真実は井戸から出てくるというけれど」
「舟歌」

E.Audran"La Mascotte" Duo des dindons et des moutons
オードラン【マスコット】より
「七面鳥と羊の二重唱」

M.Ravel "5 mélodies populaires grecques"
Chanson de la mariée
Chanson des cueilleuses de lentisques
Tout gay!
"Histoires Naturelles" La Pintade

ラヴェル【5つのギリシア民謡】より
「花嫁の歌」
「乳香を集める女達の歌」
「みんな陽気に!」

【博物誌】より
「ホロホロ鳥」

E.Chabrier "Pastorales des cochons roses"
シャブリエ「ばら色の豚のパストラル」

M.Rosenthal "Chansons pour monsieur Bleu"
La souris d'Angleterre
ローゼンタール【ムッシュー・ブルーのための歌】 より
「イギリスから来たネズミ(日本語翻訳版)」

C.gounod "Roméo et Juliette"
Je veux vivre dans ce rève
Duo
グノー【ロメオとジュリエット】より
「私は夢に生きたい」
「ロメオとジュリエットの二重唱」
G.Rossini "Semmiramide" "Il turco in Italia"
ロッシーニ「セミラーミデ」「イタリアのトルコ人」より

主催 La Pêche Plate ラ ペッシュ プラット
lapecheplate@gmail.com


# by hortus71 | 2014-04-05 22:04 | お知らせ

美篶堂&NPO法人五つのパン「本づくり学校」聖句ポストカード 選句のお手伝いをしております。

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デザインと活版印刷とタイポグラフィと聖書の出会うプロジェクト、動き始めました。

美篶堂+NPO法人五つのパン「本づくり学校」コラボレーションによる活版印刷聖句ポストカードの選句のお手伝いをしております。
「本づくり学校」のブログでご紹介いただきました。→☆
聖書のすてきな言葉を、親しみやすくも洗練された活版印刷のポストカードで。
嘉瑞工房による活版印刷、デザインのセンスと印刷の技術はまちがいないです。
紙ものずきとしても嬉しい企画です。

NPO法人五つのパンについてはこちらをごらんください。
NPO法人五つのパン
手仕事を通して弱きもの小さきものたちが支え合うまちづくり。
横浜の福祉作業事業所のモデルケースとしても知られるところです。
クリスチャンワーカーステーション、コミュニティカフェ・ショップ「マローンおばさんの部屋」のほか、ワークショップカフェ「いのちの木」が主な活動です。
「いのちの木」では、本づくり学校のほか、編み物の技術をもつお年寄りからの技術継承サークル、布小物・ミシンワークショップ、カフェ事業、ピアヘルパーによる訪問介護事業が展開されています。

「本づくり学校」のご案内はこちら
五つのパン・ワークショップカフェ「いのちの木」ウェブサイト内のご案内 
美篶堂ウェブサイト内のご案内 
美篶堂と嘉瑞工房の技術指導により、貴重な技術となった手製本づくりが体系的に学べます。
本づくり学校の出願資格は高卒以上、ただし現在大学・大学院在籍中の学生諸君のダブルスクールはNG、2014年4月開講の第一期生の出願は2月20日までとのこと。ご関心おありのかたはぜひ問い合わせてみてください。
# by hortus71 | 2014-02-17 22:57 | ペーパーアイテムの周辺

2/8 蟠桃祭 延期のお知らせ

本日18時より開催予定の「蟠桃祭」ですが、悪天候につき延期いたします。
ご来場を予定されていた皆様に心よりお詫び申し上げます。
なお、代替公演の日程は追ってお知らせいたします。
今後ともよろしくお願いいたします。
# by hortus71 | 2014-02-08 12:40 | お知らせ

大人の文化祭、いよいよ今週末です。

おはようございます。大人の文化祭「蟠桃祭」 いよいよ今週末です。「未定」の皆様、まだどうしようかなあとまよっておいでのみなさま、夕方18時からです。門前仲町です。東西線と大江戸線の駅から近くです。お忙しいことかと思いますが、ぜひお運び下さい。
歌部隊の演出もなかなかみられないものです。えらそうでたいくつなクラシック音楽ではなくて、私たちの身近で生きてる歌をウィットに富んだ凝ったプログラムで。東京の若手でこれだけ面白いことができるのだ、をぜひご体感ください。
リハーサルもなかなかの仕上がりです。演技つきです。
会場は建築好きの皆様にも楽しんでいただけるかと思います。ペンシルビルのなかによくぞつくった感のある創意工夫に富んだ仕掛けのあるホール(サロンコンサートサイズ)です。アクティングスペースにも客席にもなる段々が前方と後方に2カ所。白壁に白木の床、木の良い香りがします。
また、「蟠桃祭の冊子」も当日ご来場下さったかたのみ頒布です!
美麗冊子になりました。
歌部隊による抱腹絶倒なプログラム紹介と洒脱な歌詞の翻訳、文芸部隊の おもしろほろにがエッセイもあります。
そして忘れちゃいけないほかではちょっと読めないなかにしけふこ作品もあります。
2編ございます。
当日は、1篇は久保田翠さんによる新作歌曲初演で
もう1篇は私自身の聲でご紹介いたします。

短歌のなかにしけふこ作品はときどき「玲瓏」で読めます。「イリプス」で詩が読めることも。しかし詩歌の冊子は一部商業誌を除いてほとんど一般に流通しないのが現状です。私の詩がおしゃれな紙媒体に載るのはいまのところなかなか貴重な機会です。
久しくなかにしけふこの新作とご無沙汰だぜ、読みたいぜ、とお思いの皆様、ぜひご参集ください。
新作歌曲もきれいでチャーミングでどことなく妖しげです!

敏腕料理記者の目利きでおいしいオーガニックワインとプロヴァンスの香りただようチーズもご用意いたしました。
これだけ詰め込んで3500円はどうです、たいへんお買い得かと思われませんでしょうか。ぜひぜひおはこびください。一緒に楽しみましょう。
おもしろそうだから行ってみようではないかと思われたみなさま、ご予約はTwitterのわたしのアカウント(@mmktn)までリプライくださるか、公式メールアドレス lapecheplate at gmail.com(at を@に変えて送信ください)までお知らせください。

プログラム・詳細を再掲いたします。

◇蟠桃祭(ばんとうさい) vol.1
◇2014年2月8日(土) 17:30開場 18:00開演
◇シンフォニーサロン ホール
(東京都江東区深川2-4-8 シンフォニービル)
東京メトロ東西線門前仲町駅6番出口より徒歩3分
http://www.symphonysalon.com/
http://www.symphonysalon.com/access.html
3500円(ドリンク付き)

◇出演
◆La Pêche Plate ラ ペッシュ プラット
新美賀子(ソプラノ)
小阪亜矢子(メゾソプラノ)
なかにしけふこ(テクスト・トーク・朗読)
中津海裕子(テクスト・トーク)

◆ゲストアーティスト
尾藤万希子(ピアノ)
久保田翠(作曲)

近藤春菜(デザイン)

おいしいもの、かぐわしいもの、そして旅をめぐる歌とトーク、食前酒つき。
大人の文化祭です。
春節明け、光の春のトウキョウのまっしろな空間。
ふらんすの夏の風物詩のひらたくみずみずしくこよなくあまい果実 ラ ペッシュ プラットこと、中国の伝説にも登場するあの不老の霊果、蟠桃のような夕べにようこそ。

◇演奏予定曲目(順不同)

久保田翠(詩・なかにしけふこ)
「霊果のうた(委嘱新作初演)」

J.Offenbach "Les Contes d'Hoffmann"より
La vérité dit-on, sortait d'un puits
Barcarolle
オッフェンバック【ホフマン物語】より
「真実は井戸から出てくるというけれど」
「舟歌」

E.Audran"La Mascotte" Duo des dindons et des moutons
オードラン【マスコット】より
「七面鳥と羊の二重唱」

M.Ravel "5 mélodies populaires grecques"
Chanson de la mariée
Chanson des cueilleuses de lentisques
Tout gay!
"Histoires Naturelles" La Pintade

ラヴェル【5つのギリシア民謡】より
「花嫁の歌」
「乳香を集める女達の歌」
「みんな陽気に!」

【博物誌】より
「ホロホロ鳥」

E.Chabrier "Pastorales des cochons roses"
シャブリエ「ばら色の豚のパストラル」

M.Rosenthal "Chansons pour monsieur Bleu"
La souris d'Angleterre
ローゼンタール【ムッシュー・ブルーのための歌】 より
「イギリスから来たネズミ(日本語翻訳版)」

C.gounod "Roméo et Juliette"
Je veux vivre dans ce rève
Duo
グノー【ロメオとジュリエット】より
「私は夢に生きたい」
「ロメオとジュリエットの二重唱」
G.Rossini "Semmiramide" "Il turco in Italia"
ロッシーニ「セミラーミデ」「イタリアのトルコ人」より

主催 La Pêche Plate ラ ペッシュ プラット
lapecheplate@gmail.com


# by hortus71 | 2014-02-04 09:12 | お知らせ

歌と詩とトークの夕べ「蟠桃祭」のお知らせ(2/8(土)門前仲町)


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みなさまこんにちは。待望の独自イベントの告知です。
歌と美術の仲間と大人の文化祭を開催いたします。
同人会でも発表会でもない集い。
ごらんのとおり、たのしくもかぐわしいなかなかなさそうなプログラミング。
アーティストどうしが本気でたのしくぶつかりあうとき、
そこに起きるケミストリーとは?
清澄白河の真っ白な空間でなにかが起こる!
当日はご来場下さったみなさまに「蟠桃祭の冊子」を配布いたします。
冊子制作班による豪華テクスト、音楽班による抱腹絶倒すてき歌詞解説、
敏腕デザイナー近藤春菜による繊細かつ洒脱な装幀。
私の散文と詩二編も掲載されております。
久保田翠&なかにしけふこ新作初演もあります。私も自作を読みます。
お問い合わせは下記メールアドレスまで。
みなさまお誘い合わせのうえ、ぜひお運び下さい。

◇蟠桃祭(ばんとうさい) vol.1
◇2014年2月8日(土) 17:30開場 18:00開演
◇シンフォニーサロン ホール
(東京都江東区深川2-4-8 シンフォニービル)
東京メトロ東西線門前仲町駅6番出口より徒歩3分
http://www.symphonysalon.com/
http://www.symphonysalon.com/access.html
3500円(ドリンク付き)

◇出演
◆La Pêche Plate ラ ペッシュ プラット
新美賀子(ソプラノ)
小阪亜矢子(メゾソプラノ)
なかにしけふこ(テクスト・トーク・朗読)
中津海裕子(テクスト・トーク)

◆ゲストアーティスト
尾藤万希子(ピアノ)
久保田翠(作曲)

近藤春菜(デザイン)

おいしいもの、かぐわしいもの、そして旅をめぐる歌とトーク、食前酒つき。
大人の文化祭です。
春節明け、光の春のトウキョウのまっしろな空間。
ふらんすの夏の風物詩のひらたくみずみずしくこよなくあまい果実 ラ ペッシュ プラットこと、中国の伝説にも登場するあの不老の霊果、蟠桃のような夕べにようこそ。

◇演奏予定曲目(順不同)

久保田翠(詩・なかにしけふこ)
「霊果のうた(委嘱新作初演)」

J.Offenbach "Les Contes d'Hoffmann"より
La vérité dit-on, sortait d'un puits
Barcarolle
オッフェンバック【ホフマン物語】より
「真実は井戸から出てくるというけれど」
「舟歌」

E.Audran"La Mascotte" Duo des dindons et des moutons
オードラン【マスコット】より
「七面鳥と羊の二重唱」

M.Ravel "5 mélodies populaires grecques"
Chanson de la mariée
Chanson des cueilleuses de lentisques
Tout gay!
"Histoires Naturelles" La Pintade

ラヴェル【5つのギリシア民謡】より
「花嫁の歌」
「乳香を集める女達の歌」
「みんな陽気に!」

【博物誌】より
「ホロホロ鳥」

E.Chabrier "Pastorales des cochons roses"
シャブリエ「ばら色の豚のパストラル」

M.Rosenthal "Chansons pour monsieur Bleu"
La souris d'Angleterre
ローゼンタール【ムッシュー・ブルーのための歌】 より
「イギリスから来たネズミ(日本語翻訳版)」

C.gounod "Roméo et Juliette"
Je veux vivre dans ce rève
Duo
グノー【ロメオとジュリエット】より
「私は夢に生きたい」
「ロメオとジュリエットの二重唱」
G.Rossini "Semmiramide" "Il turco in Italia"
ロッシーニ「セミラーミデ」「イタリアのトルコ人」より

主催 La Pêche Plate ラ ペッシュ プラット
lapecheplate@gmail.com

# by hortus71 | 2014-01-29 21:42 | お知らせ

新けふぶくろ再起動。そして怪談短歌

Twitter(@mmktn)や顔本は稼働しておりましたが
こちらではたいへんごぶさたしておりました。
なかにしけふこです。

東直子さんが『怪談短歌入門 怖いお話、うたいましょう』(メディアファクトリー、2013年)の前書きで、2010年夏にTwitterで展開しておりました「怪談短歌百物語」のログをご紹介くださいました。
ありがとうございます。
事情によりこちらでは80首目までのログが現在掲載されております。
「怪談短歌百物語」は、あまりにも暑いので短歌で怪談をして涼もうという短歌なかまとの思いつきから始まった企画でした。
東直子さんはそれをきっかけに怪談短歌を大きなムーヴメントに広げてくださったのでした。

『怪談短歌入門 怖いお話、うたいましょう』は東直子さん、佐藤弓生さん、石川美南さんお三方の共著です。選歌選評と対談も読み応えがあります。
これから短歌をはじめたい皆さんにも、すでに短歌にかかわっていらっしゃる皆さんにも楽しめる本です。
そして表紙もさりげなく可愛い。
おすすめです。

現実のほうが怪談的想像力を超えているのではないか、と感じられるできごとにも事欠かないこのごろですが、だからこそ怪談短歌はひろがりのあるムーヴメントになるでしょう。

「女の子のためのこわい文芸誌」『冥(Mei)』とコラボレーションしたTwitter怪談短歌コンテストは今度三回目を迎えました。
入賞作品発表と講評の会「怖いお話、うたいましょうin紀伊國屋書店新宿本店」が2月22日土曜日13時から紀伊國屋書店新宿本店が行われます。
イヴェント予約申し込み方法など、詳しくはこちらをどうぞ。
http://ddnavi.com/yoo_mei-contents/kwaidantanka/




第一詩集の刊行から4年が経ちました。
それから博士号の取得もあり、震災もあり、このブログも閉じて心機一転新たな場所を造ろうかと思っていたところでした。
せっかく東直子さんからこのブログをご紹介いただいたことですし、久々に再起動することにいたします。
こちらでは140字に盛りきれない文字の話や眼福の話や音楽の話や香りの話や食べ物の話なども載せて参ります。
詩学と宗教学宗教史学をつなぐ書評ブログもただいま起動準備中です。
研究関係のプロフィルはこちらをごらんください。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
# by hortus71 | 2014-01-23 08:18 | けふ詩への道